自律神経のバランス

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自律神経のバランス

免疫力は、自律神経のうち、交感神経・副交感神経のどちらが優位になりすぎても低下してしまいます。
自律神経のバランスが免疫に大きくかかわっているのです。
血液循環や発汗など、自分の意志で動かすことのできない器官をコントロールする自律神経は、免疫機能もつかさどっています。

自律神経に中でも、体を活性化する働きがある交感神経はおもに「顆粒球」の働きを、体をリラックスさせる副交感神経は「リンパ球」の働きを支配しています。

自律神経は、交感神経と副交感神経がタイミングよく切り替わる事で成り立つもの。
でも、どちらかが優位になりすぎると、体調がくずれる原因になってしまいます。

免疫機能がきちんと働くためには、交感神経と副交感神経がバランスよく働く必要があるのです。

交感神経過剰タイプ

生活が忙しく、過度のストレスを感じると、常に交感神経の優位な状態が続き、交感神経に支配されている「顆粒球」がリンパ球より増えすぎた状態になってしまいます。
そうなると、リンパ球がしっかり働きません。
いくら顆粒球が頑張っても、攻撃力が強いウイルスなどには抵抗しきれないので、頻繁に風邪をひいたり、症状が長引いてしまうことに。
胃潰瘍などの病気で悩まされることもあります。

さらには、将来的にがんやウイルス性肝炎などにかかるリスクが上がることも、考えなければなりません。

バランスをとるためには

忙しすぎる生活を見直し、リラックスタイムを設けて、副交感神経を優位にスル時間をつくる必要があります。
入浴や軽い運動で気分転換を心がけましょう。
睡眠も7~8時間、きちんととるようにします。

また、風邪気味などの不調に気づいたら、早めに休むことも免疫力を保つためには大切なポイントです。

副交感性神経過剰タイプ

免疫機能がきちんと働くためには、顆粒球とリンパ球がほどよい割合で働く必要があります。
でも毎日だらだら過ごして体を甘やかしていると、副交感神経ばかりが優位な状態に。
そうなると、副交感神経に支配されているリンパ球が増えるいっぽうで顆粒球が減ってしまいます。
リンパ球は顆粒球の役割も果たさなければなりません。
いくらリンパ球でも顆粒球のバックアップがなければ、次々に侵入してくる外敵に抵抗する働きには限界があります。
その結果、免疫力が低下してしまうことがあります。

また、増えすぎたリンパ球の影響でアレルギー反応が強く出てしまうこともあります。

バランスをとるためには

適度な運動を取り入れて交感神経を刺激し、生活にメリハリをつけることが必要です。
毎朝、起きたらすぐに軽い運動をしたり、昼間、散歩をしたり、体を積極的に動かしましょう。
朝、しゃきっと起きて交感神経を目覚めさせるために、夜更かしを避け、規則正しい生活に変えることも大切です。