皮膚・粘膜の免疫力

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皮膚・粘膜の免疫力

細菌やウイルスなどの外敵に最初に接するのが皮膚と、のどや鼻などの粘膜。
健康な皮膚では、角質が硬い外壁となって、敵の侵入を防ぎます。
それでも傷がついたり、皮膚のバリア機能が衰えて細菌に感染すると、肌内部の真皮を通っている血管やリンパ管から免疫細胞が送り込まれ、外敵がそれ以上体内に侵入するのを防ぎます。
また、皮膚より内臓に近い粘膜では、免疫細胞を含む粘液が表面をうるおしながら、常に外敵の侵入を防いでいます。

免疫力が低下すると次のような状態が発生します。

免疫力低下のサイン
皮膚がカサカサしている
口やのどが渇く

免疫力を保つ生活術

乾燥を避ける

皮膚や粘膜が乾燥すると、角質の細胞と細胞の間にすきまができたり、粘膜に付着した外敵を荒い流す働きがパワーダウンします。
そのため、温度が低くなる冬は、特に風邪をひきやすくなるのです。
保湿や加湿、うがい、積極的に水分を取るなどして、乾燥を防いで。
夏も高温、多湿で細菌が発生しやすく、ウイルス感染もおこります。

十分な水分補給は欠かせません。

温かいものを食べる

皮膚や粘膜の細胞に、酸素や栄養を与えているのは、血液です。
血行が悪くなると、皮膚や粘膜の元気度が落ちるため、免疫力も低下します。
夏は、冷房の効き過ぎで血行が悪くなりがち。暑いので冷たいものを取り過ぎます。

温かいものをたべたり、寒い時期は衣服でしっかり保温して血行を促すことが大切です。

ほどよく清潔を保つ

皮膚や粘膜の件子うのためには、清潔に保つことが大切。
でも石けんやボディーソープで洗いすぎると、角質の保護に必要な皮脂や外敵をやっつけてくれる菌まで荒い流すことになりますね。
また、抗菌グッズを使い過ぎると、抗菌剤の刺激で皮膚炎を起こして、外敵への抵抗力が低下することがあります。
清潔にすることは大切ですが、ほどほどが肝心です。

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